エンジニア風味 (Engineer-taste)

電子系エンジニアのメモ帳

MATLABのArduinoアドオンを用いてセンサ情報を取得する(2)

(1)の続きです。
ここでは、Arduino Unoにテキサスインスツルメンツ(TI)の温度センサtmp275
www.tij.co.jp
を接続してみます。

Arduino Unoは(他のArduinoボードのほとんどがそうですが)入出力信号は5V系です。
tmp275は、2.7Vから5.5Vまで使えるので、ここでは5Vで使ってみます。
(センサは5Vが使えないものが多く、その場合は工夫が必要になりますが、その話は別のページで)。
このように接続します。

f:id:engineer-paju:20181224094604p:plain

・電源5Vとグランド(GND)を接続する
・I2C接続なので、データ(SDA)とクロック(SCL)を接続する
の4本となります。

tmp275の電源と(GND)の間には0.1μF程度のコンデンサを入れたほうがよい(ノイズ対策とか、安定のためです)。
tmp275のすぐ近くに置くべし、です。

a=arduino;

のあとに、

addrs=scanI2CBus(a)

と打つと、

    addrs =
  1×1 の cell 配列
    {'0x48'}

と表示されます。16進の48H(10進で72)のアドレスに反応するセンサが接続されている、ということです。

(3)に続きます。